わたくし、ミュージカル「マリーアントワネット」再演を希望する少数派でございます(笑)
とはいえ、日本初演版(初演のまま時は過ぎ…)の脚本演出ではないですよ。
待っているのは、韓国バージョンの脚本演出!
「マリーアントワネット」、韓国では既に何度も再演されている安定した大作の一つ。
日本初演版との違いは、主要プリンシパルの4役をなくし、一人ひとりの内容を濃く、ストーリーを明確にしているところ。
二人のMAの憎しみと悲しみをうまく交差させながら、うずまく陰謀に狂わされる二人の人生がより深く描かれていて。
更に韓国ミュージカル版のマリーアントワネット役は、シャンパンをかけてしまうような小悪魔的な要素は全くなく、本当に純粋無垢。だからこそ、結末が切なく胸が苦しくて。。。日本演出にはなかったマリーアントワネットとマルグリッドの掛け合い「心の声」は、素晴らしすぎて鳥肌もの。この場面の公式動画は見つからなかったけど、これを是非。
昨年冬から今春にかけて、全国の映画館で韓国版「マリーアントワネット」が上演されていたのですが、ほぼ完売!私も2回ほど鑑賞。
韓国で観劇した時はマリアーントワネット=オクジュヒョンさん+フェルゼン=チョンドンソクさんの組み合わせで観劇♪ 映画版ではキムソヒョン(ソウル大学声楽家出身のソプラノ歌手)さんとKAIさんのペア。これまた素晴らし~~~い! すっかりソヒョンさんファンになってしまいました。因みに、ソヒョンさんのご主人様もミュージカル俳優。
で、なくなっている主要4役というのは、
劇作家ボーマルシェ
シスターアニエス
ルイ・ジョゼフ
そして、
錬金術師 カリオストロ(ふむ…)
↑ 何も言うまい。。。
脚本的にはすっきりして、ストーリーが明確になりました(笑)
期待と共に日本でも再演するのではないかと一部でささやかれながら早数年。再演には色々なハードルがあるでしょうが、そろそろ本当に来ると思うの。という事で予言的に書いてみました。当たりますように!